財務省が19日発表した貿易統計(速報、通関ベース)によると、2020年度の輸出は前年度比8.4%減の69兆4873億円だった。新型コロナの影響で、下げ幅はリーマン・ショックの影響を受けた09年度(17.1%減)以来11年ぶりの大きさだった。減少は2年連続。年度後半は改善傾向で、21年3月単月の輸出は前年同月比16.1%増の7兆3781億円。

 20年度は新型コロナによる打撃からいち早く回復した中国向けが9.6%増の15兆8997億円となった。

 輸入は11.6%減の68兆1803億円で、20年度の貿易収支は1兆3070億円の黒字となった。黒字は3年ぶり。