第一生命保険は20日、北海道と長野県で勤務していた60〜70代の元女性社員2人が在職中、顧客計11人から総額5490万円をだまし取っていたと発表した。山口県の89歳の元社員が約19億5千万円を詐取した問題を受け、全契約調査を進める中で新たに判明。営業現場での不祥事が一段と拡大した。同社は2人を既に懲戒解雇し、刑事告発を視野に入れている。

 長野県諏訪市で勤務していた70代の元社員は、架空の資産運用話で顧客8人から4836万円を不正に取得していた。

 北海道旭川市の旭川支社で働いていた60代の元社員は初回保険料と偽るなどし、顧客3人から654万円を集めていた。