上場企業決算の2021年3月期の純損益合計が、全33業種のうち陸運、空運など14業種で赤字もしくは減益になったことが13日、分かった。新型コロナウイルスの影響を受けた国内経済の停滞で非製造業の苦境が顕著で、米中の需要を取り込んで好調な製造業との二極化が鮮明だ。12日までに業績を開示した3月期決算企業773社をSMBC日興証券が集計した。

 東京証券取引所第1部に上場する企業が対象で、開示率は52.7%。業種別で赤字額が最大だったのが鉄道を含む陸運で9405億円、次いで空運が6880億円だった。旅行や出張の自粛や、テレワーク浸透による通勤客の減少が響いた。