福井県を地盤とする福井銀行は14日、同県の福邦銀行を10月1日付で子会社化することを決めたと発表した。福邦銀が実施する50億円の第三者割当増資を福井銀が引き受ける。両行は1月に基本合意していた。

 子会社化後は福井銀が福邦銀の52%の株式を保有するが、両行はそれぞれ存続する。歴史的な低金利と人口減で地域金融機関は厳しい経営環境が続いており、両行はシステム共通化や店舗統廃合などで合理化を進めて生き残りを目指す考えだ。

 14日午前、福井市内で記者会見した福井銀の林正博頭取は「これまで以上に質の高いサービスを提供する」と述べた。