近鉄グループホールディングス(HD)は18日、大阪市内で定時株主総会を開いた。新型コロナウイルスの影響で乗客数が大幅に減少し、2021年3月期は会社設立以来、最大の赤字となった。小倉敏秀社長は冒頭、業績の大幅悪化について「断腸の思い。誠に申し訳ない」と株主に陳謝した。

 同社の21年3月期連結決算は、純損益が601億円の赤字(前期は205億円の黒字)だった。財務基盤の強化のため、5月には運送大手の福山通運の保有株式全てを同社に売却すると発表。売却により、338億円を確保する。運営効率化などの構造改革も進めている。