国税庁は18日、国内の企業約276万社を対象とした調査で、2019年度に黒字だった企業の所得額が63兆2588億円(前年度比9.3%減)と、10年ぶりに減少したと発表した。

 担当者は「19年度末ごろから新型コロナウイルスの影響が世間に出始め、所得額が押し下げられたのではないか」と分析。黒字企業の割合は38.4%(前年度比0.5ポイント増)と10年連続で増加しており、本格的な影響は20年度の調査で反映されるとみられる。

 売り上げに当たる営業収入額も4年ぶりに減少し、1484兆7912億円(前年度比4.1%減)だった。