【シドニー共同】オーストラリアのテハン貿易相は19日、中国がオーストラリア産ワインに課している反ダンピング(不当廉売)の制裁関税は不当として、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を明らかにした。昨年秋以来の中国の措置によって、ワインの対中輸出は50分の1以下に激減したと主張している。

 オーストラリア政府は同国産の大麦に中国が課した反ダンピング関税についても、昨年12月にWTOに提訴。

 テハン氏は記者団に対し、中国との直接交渉で問題を解決したい意向をあらためて表明。その上で「それができない場合、(WTOの)手続きに進む準備はできている」と述べた。