トヨタ自動車の豊田章男社長が、自動運転などの先端技術を開発するIT子会社に私財50億円を出資していたことが25日分かった。子会社の資本金は5月時点で272億円で、豊田氏の出資比率は約18%に当たる。トヨタが24日に開示した有価証券報告書で明らかにした。

 子会社は「ウーブン・プラネット・ホールディングス」(東京)で1月に業務を開始した。静岡県裾野市で建設中の次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」も手掛けている。自動車業界でソフトウエアの重要性が高まる中、トヨタグループ内で存在感が増している。

 私財を投じることでトップ自ら改革を進める姿勢を明確にした。