三菱電機が29日発表した2021年4〜6月期連結決算は、純利益が前年同期比約3.5倍の618億円で、4〜6月期として過去最高だった。工場の自動化設備や欧米向け家庭用空調機器の事業が好調だった。6月に公表した鉄道車両向け機器の検査不正は、現時点で影響を見通せないとして22年3月期業績予想に反映しなかった。

 4〜6月期の売上高は24.3%増の1兆664億円、営業利益は約4.1倍の827億円と、いずれも過去最高を更新した。22年3月期業績予想は売上高を従来の4兆4700億円から4兆4900億円へ上方修正した。純利益は2100億円に据え置いた。