パナソニックが29日発表した2021年4〜6月期連結決算は、純損益が765億円の黒字だった。前年同期は98億円の赤字で、2年ぶりに黒字に転換した。売上高は28.8%増の1兆7924億円。新型コロナウイルス流行による巣ごもり需要を追い風に、エアコンなど家電の販売が増えたことが業績回復をけん引した。

 世界経済の復調に伴い電子部品の販売が大きく伸びたほか、自動車需要の急回復で車載機器も持ち直した。梅田博和最高財務責任者(CFO)はオンラインで記者会見し「昨年の赤字から必死に挽回し、やっと数字に表れてきた」と述べた。

 米EV大手テスラ向けの電池事業も増収だった。