【北京共同】中国の習国家主席は17日の演説で、国際社会は貿易や投資を妨げる「高い障壁を取り除くべきだ」と訴えた。国営メディアが伝えた。TPPへの加入申請を踏まえ、自由貿易体制を擁護する姿勢を強調。米国が離脱したTPPに中国が参加する正当性をアピールした形だ。

 習氏はタジキスタンでの上海協力機構首脳会議で、米国を念頭に国際社会は「覇権を推し進めてはならない」と指摘し、「真の多国間主義」が必要だと強調した。

 中国外務省の趙副報道局長も17日の記者会見で、TPP加入は「アジア太平洋地域の経済一体化や新型コロナ感染収束後の経済回復、貿易の発展にプラスだ」とした。