川崎汽船は27日、脱炭素化に向けた自社目標の達成状況に応じて金利が変動する借り入れ契約を、みずほ銀行などと結んだと発表した。企業に脱炭素化の取り組みを促す「トランジション・リンク・ローン」と呼ばれる融資枠組みで、活用するのは国内初という。約1100億円を調達し、運転資金に充てる。

 みずほ銀のほか、日本政策投資銀行、三井住友信託銀行、各地の地方銀行などが協調して融資する。金利はあらかじめ低く設定され、温室効果ガスの総排出量などの目標を達成できなければ上がる仕組みとなっている。