【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日公表した全国12地区連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)で、米経済が「大多数の地区では緩やかに成長したが、いくつかではペースが鈍化した」と指摘した。新型コロナウイルス感染症のデルタ株の拡大や供給網の制約が響いた。商品や原材料の需要増による大幅な価格上昇もみられた。

 報告は10月上旬までが対象で、11月2、3日に開く次回の連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料になる。景気下支えで続けてきた量的金融緩和策の縮小開始を決めるかが注目されている。