日立金属は26日、航空機エンジンや発電用タービンの部品に使われる特殊鋼製品で新たに検査不正が見つかったと発表した。105社に納入した約380鋼種で検査結果を書き換えたり、顧客と取り決めた手法と異なる検査をしたりしていた。現時点で安全性や性能面に問題はないという。

 1月に公表した自動車部材の特殊鋼や磁石材料の検査不正などと合わせた不適切な製品の販売先は、グループの顧客全体の10.5%に当たる1952社となった。

 今回判明した製品は桶川工場(埼玉県桶川市)や安来工場(島根県安来市)、安来市に生産拠点を持つ子会社で製造していた。