東京商工リサーチが8日発表した11月の全国企業倒産(負債額1千万円以上)は前年同月比10.4%減の510件で、6カ月連続で前年実績を下回った。11月としては1965年(509件)以来、56年ぶりの低水準となった。政府や金融機関が続ける資金繰り支援が寄与した。ただ新型コロナウイルス関連の倒産は増えており、今後、全体の倒産件数も増加に転じる可能性がある。

 1〜11月の累計は5526件で前年同期の7215件を大幅に下回って推移している。

 一方、コロナ禍による売り上げ減少などが主因となった倒産は、11月は91.1%増の172件で、月間最多を3カ月連続で更新した。