岸田文雄首相が18日、「ワクチン・検査パッケージ」による行動制限緩和をいったん停止する方針を表明した。観光、飲食業界ではワクチン接種者に独自の特典を設けている企業もあり、突然の方針転換に困惑が広がった。軸足が定まらずにぶれる政府の方針に対し、「今日は可能でも明日は違うとなれば、やろうとしていることができない」(旅行大手)と不満の声も漏れる。

 パッケージは、ワクチンの2回接種か検査の陰性証明のどちらかで飲食店やイベントの人数制限を緩和する制度。しかしオミクロン株では2回接種後でも感染する事例が相次ぎ、対応の強化が課題となっていた。