【イスタンブール共同】ウクライナのタラス・ビソツキー農業食料第1次官は29日までに共同通信のオンラインインタビューに応じ、ロシアによる侵攻でウクライナが農産物を輸出する世界190カ国に悪影響を与える可能性があると指摘した。「輸出が滞り、価格高騰が続く」と懸念を表明、日本など各国に物流や農業従事者への長期的な財政支援を呼びかけた。

 ウクライナとロシアは共に穀物の主要輸出国で、両国を合わせると世界の小麦輸出の3割、トウモロコシ輸出の2割を占める。侵攻後、ウクライナで穀物輸出に主に利用されていた南部オデッサの港が封鎖され、世界への供給に支障が出た。