ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」を巡り、東京電力と中部電力が出資するJERA(ジェラ)や東京ガスがロシア側が設立した新たな運営会社と契約する方向で検討していることが19日、関係者への取材で分かった。政府が権益維持の意向を9月初旬にロシア側へ通知する方向で三菱商事、三井物産と調整を進めていることも判明。両社は同事業に出資し、資源権益を保有している。

 電力やガス供給に重要なロシア産の液化天然ガス(LNG)を当面、安定調達できる見通しが強まった。ただウクライナ侵攻を巡る日ロ関係の動向によっては調達が難しくなるリスクは残る。