【ニューヨーク共同】週明け28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比497.57ドル安の3万3849.46ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス対策として厳しい行動制限を強いている中国の「ゼロコロナ」政策への抗議行動が拡大し、景気への悪影響を懸念した売り注文が広がった。

 中国での新型コロナ感染再拡大と、抗議行動による混乱で中国経済が停滞するとの警戒感が高まった。中国でのiPhone(アイフォーン)生産が打撃を受けると報じられたアップルの下落も相場を押し下げた。