財務省が1日発表した7〜9月期の法人企業統計は、金融・保険業を除く全産業の経常利益が前年同期比18.3%増の19兆8098億円だった。前年同期比のプラスは7四半期連続。統計を取り始めた1954年以降、7〜9月期として過去最大となった。新型コロナウイルス禍からの経済活動の再開や円安進行で、大企業を中心に幅広い業種で利益が伸びた。

 製造業の経常利益は35.4%増の9兆6314億円。自動車など「輸送用機械」が約2.7倍と大幅に伸びて全体をけん引した。非製造業は5.6%増の10兆1784億円。コロナ禍で低迷した「サービス業」が59.8%増となり、回復が目立った。