インターネット上の仮想空間「メタバース」で、さまざまな体験ができるサービスをデジタル企業が開発している。アバターと呼ばれる分身で国際宇宙ステーション(ISS)の周りを遊泳したり、空港や病院で英会話レッスンを受けたりできるようにする。その場にいるような臨場感があり、医療実習にも活用しようとしている。
バスキュール(東京)は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力し、ネットのイベントで宇宙遊泳の体験サービスを提供する。VR(仮想現実)ゴーグルをかけると、CGで精巧に再現されたISSの近くに、宇宙服姿の自分のアバターが浮かぶ。