厚生労働省の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会は7日、公的年金に上乗せできる個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の加入対象年齢の上限を引き上げる厚労省案を大筋で了承した。現行の64歳以下を69歳以下へ拡大する。2024年の年金の財政検証に伴って最終的な結論が出た後、25年の法改正を目指す。

 政府が「新しい資本主義」の実現に向けて決めた「資産所得倍増プラン」の一環。プランには、イデコの加入可能年齢を引き上げる制度改革が盛り込まれている。

 公的年金の受給水準が将来低下すると懸念される中、イデコ加入の機会を広げ、老後の資産形成につなげる狙い。