内閣府が8日発表した11月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比1.8ポイント低下の48.1となり4カ月ぶりに悪化した。

 内閣府は調査結果を「景気は持ち直しの動きがみられる」とまとめ、前月の判断を据え置いた。

 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は1.3ポイント低下の45.1と3カ月連続で悪化した。

 調査期間は11月25〜30日。全国の1849人から有効回答を得た。