政府は9日、アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)と鉱業分野で協力し、重要鉱物の安定確保を目指すことを盛り込んだ共同声明に署名した。コンゴは電気自動車(EV)の普及に不可欠なコバルトなどの資源の主要産出国。政府は経済安全保障の観点から日本企業の投資を促し、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)を強化したい考えだ。

 セミナーの開催や官民の代表団派遣を通じて、日本企業に投資の機会を紹介。政府開発援助(ODA)も活用し、2国間関係を強化する。経済産業省によると、コンゴ南部の鉱山の権益確保や長期供給契約などを想定しているという。