経済産業省が31日発表した2022年の鉱工業生産指数速報(15年=100)は前年より0.1%低い95.6だった。年間の指数低下は2年ぶり。

 同時に発表した22年12月の鉱工業生産指数速報は前月比0.1%低下の95.4だった。マイナスは2カ月ぶり。基調判断は「生産は弱含み」と据え置いた。業種別では、全15業種のうち汎用・業務用機械工業など10業種が低下し、輸送機械工業など4業種は上昇した。無機・有機化学工業は横ばいだった。