【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は7日、検索エンジン「Bing(ビング)」とウェブブラウザーに、人工知能(AI)を活用した会話型の自動応答機能を追加して改良したと発表した。米新興企業、オープンAIの技術を活用しており、一部のパソコン利用者向けにこの日から公開。数週間以内に数百万人に広げ、モバイル版も導入する予定だ。

 会話型のAIサービスは米グーグルなども発表し、開発競争が激化している。改良後のビングは、質問に対して自然な文章で回答できるようになった。旅行の計画立案やメールの文面作成、文章の要約なども可能だ。通常の検索の精度も高めた。