日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した主要コンビニ7社の2月の既存店売上高は、前年同月比5.7%増の8134億円となり、12カ月連続で前年を上回った。2月としては、3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動規制がなく、好天が続いたこともあり、行楽に伴う食料品などの需要が広がった。
来店客数は4.8%増の11億2462万人だった。行楽地周辺や空港内の店舗で客足が順調だった。1人が1回の買い物で使う金額を示す平均客単価は0.8%増の723円30銭で、5カ月続けて伸びた。協会担当者は、食料品を中心とした値上げや、追加の買い物を促す各社のキャンペーンが要因と分析した。