【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を2日間の日程で始めた。政策金利を引き上げるかどうかを巡って議論。市場では0.25%の利上げが有力視されているが、相次いだ米銀行破綻などを背景に今回は金利を据え置くとの見方もくすぶる。

 FRBは22日午後(日本時間23日未明)に結果を公表し、パウエル議長が記者会見する。

 利上げを決めれば9会合連続となり、0.25%の利上げならば短期金利の指標フェデラルファンド(FF)レートの誘導目標が4.75〜5%となる。