セブン&アイ・ホールディングスは25日の定時株主総会で、井阪隆一社長の続投を決定した。賛成の割合は76.36%と前年から約18ポイント低下。物言う株主の米投資会社が経営刷新に向けた委任状争奪戦を展開し、株主の間で現状への不満が高まっていることを反映した。巨大流通グループの今後は業績低迷が続く総合スーパー、イトーヨーカ堂の再建が最大の焦点だ。