【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比153.30ドル高の3万3061.57ドルで取引を終えた。米連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案が米議会下院で前日に可決され、デフォルト(債務不履行)が回避される公算が高まったことが好感された。

 朝方発表の民間統計で賃金上昇率の鈍化が示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止することを期待した買いも入った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、165.69ポイント高の1万3100.98。