2日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前日の米国株高の流れを引き継ぎ、朝方から買いが優勢だった。上げ幅は一時200円を超え、バブル経済崩壊後の終値最高値を突破する場面があった。

 午前終値は前日終値比236円92銭高の3万1384円93銭。東証株価指数(TOPIX)は23.07ポイント高の2172.36。

 前日のニューヨーク市場は、ダウ工業株30種平均とナスダック総合指数がそろって上昇した。東京市場でも、取引開始直後から買い注文が広がった。ハイテク株に加え、不動産などの内需関連銘柄の上昇も目立った。