【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比701.19ドル高の3万3762.76ドルで取引を終えた。終値の上げ幅としては昨年11月30日以来、約半年ぶりの大きさ。米連邦政府の債務上限問題で懸念された米国債のデフォルト(債務不履行)が回避されたことから投資家の警戒感が後退し、ほぼ全面高となった。

 朝方発表された5月の米雇用統計で失業率が悪化したことを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止を期待した買いも入った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、139.79ポイント高の1万3240.77。