【レークジェニーバ共同】セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は8日、ITや人工知能(AI)を活用し、店舗運営の効率化や顧客サービスの強化に向けた取り組みを加速させる考えを示した。キッコーマンと流通経済研究所が米ウィスコンシン州で共催したシンポジウムで「技術を使ってどうやって生産性を上げるかがポイントになる」と語った。

 井阪氏は日本の労働人口が減り、セブン―イレブンの店舗の働き手確保が課題になっていると指摘。商品の発注をAIが判断するシステムやセルフレジの導入を進め、従業員の負担を軽減すると説明した。