北九州市のFMラジオ局「CROSS FM(クロスエフエム)」の会長に就任した実業家堀江貴文氏(50)は22日、同市小倉北区で記者会見し、人工知能(AI)の活用やサブスクリプション(定額利用)サービスの導入を積極的に進める考えを示した。「面白いコンテンツを届けていく。地域のためにイベントを始める」と述べた。

 ホリエモンの愛称で知られる堀江氏は福岡県八女市出身で、故郷のラジオ局の経営に初めて参画した。

 同社は9月6日の株主総会で経営陣の交代を決定。社長には堀江氏のビジネスパートナー大出整氏(44)が就いた。堀江氏らは化粧品や健康食品を手がけるディーエイチシー(DHC、東京)創業者の吉田嘉明氏から全株式を譲り受けた。