ヤマト運輸は2日、京都府八幡市の八幡営業所で稼働する全ての車両を電気自動車(EV)に置き換えたと発表した。全車両のEV化は、同社の営業所として初めて。ヤマトグループは、2030年までに温室効果ガスの排出量を48%削減(20年度比)する目標を持っており、EV2万台の導入を計画している。

 八幡営業所で使用する車両32台をEVにした。営業所の屋根には太陽光発電パネルを設置。日中発電した電力は、EVの充電や営業所で使う電力の一部に活用される。

 関西電力グループの協力で、車両のバッテリー残量などに応じて充電量を調整するシステムも導入した。