阪急阪神ホールディングス(HD)は23日、大阪市で進むカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の計画に参画すると明らかにした。JR西日本や近鉄グループHDなどはすでに運営主体に少数株主としての出資を決めている。阪急阪神HDの参加で、関西の鉄道大手全社がIRに参画することになる。

 米カジノ大手「MGMリゾーツ・インターナショナル」の日本法人とオリックスが中核株主を務めるIR運営主体「大阪IR」(大阪市)に、阪急阪神HD傘下の阪急阪神不動産が少数株主として出資する。少数株主は、関西の企業を中心とする22社によって構成される。