福岡地所は16日、福岡市西区で運営するアウトレットモール「マリノアシティ福岡」を建て替えると発表した。「三井アウトレットパーク」を各地で展開して開発ノウハウを持つ三井不動産と共同で手がける。このため8月18日で現施設を一時閉館する。再開時期は未定。

 博多湾に面したマリノアシティ福岡は、九州初のアウトレットモールとして2000年に開業した。約8万5200平方メートルの敷地面積に約160店舗が並ぶが、老朽化が進んでいた。

 福岡地所の担当者は「社会のニーズやトレンドの変化を捉え、魅力的な施設となるよう検討を進めている」と話した。