21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比70銭円安ドル高の1ドル=156円43〜44銭。ユーロは56銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円88〜96銭。

 米長期金利が上昇したことで、日米の金利差拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 外為ブローカーは「米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言から利下げに慎重な姿勢が確認された」と指摘した。