山形銀行(山形市)は21日、同行が県内外に設置している一部のATMや法人向けインターネットバンキングが、システム障害のため一時利用できなくなったと発表した。午後1時半ごろ発生し、ATMは全253台のうち最大138台が使えなかったが、午後7時半ごろ復旧した。

 同行は原因について「基幹系システムのハードウエア障害」と説明。同行の口座からスマートフォン決済「PayPay(ペイペイ)」に入金できない障害も一部で起き、提携先の他行やコンビニのATM利用にも影響が出た。窓口業務には支障がなかった。

 同行は「お客さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とコメントした。