富士通は21日、2026年度入社の新卒採用から、一律の初任給を廃止し、仕事の内容や役割に応じて処遇する「ジョブ型」雇用を本格導入すると発表した。高度な専門性を持つ学生らには入社時から相応の給料を支払い、優秀な人材を確保する狙いがある。初任給で現在20万円台後半の基本給が、40万円を超える可能性もあるとしている。

 富士通は既にジョブ型雇用を幹部や一般社員、一部の採用でも導入しているが、対象を新卒全体に広げる。同社によると、国内の大手企業で新卒全員に適用する事例は珍しいという。

 ジョブ型での採用の場合、社員が担う役割や責任範囲などを明確にし、仕事や責任の重さに応じて給料を優遇する。