日本映画製作者連盟(映連)は27日、2020年の映画概況を発表した。新型コロナウイルス禍により入場者数は1億613万人で、映連が発足した1955年以降最低となった。邦画と洋画を合わせた国内興行収入(興収)の総額も現行の統計方法が始まった00年以降最低の1432億円で、過去最高を記録した前年と比べ45.1%減となった。

 国内興収記録を塗り替えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(昨年末時点で約325億円)は興収総額の約22%を占め、「鬼滅」頼みの1年だったことが改めて浮き彫りになった。

 これまで入場者数が最低だったのは96年の1億1957万人。