23日の東京五輪開会式への出演が決まっていた俳優竹中直人さんが、前日に辞退していたことを29日、所属事務所が明らかにした。過去に視覚障害者をやゆした出演作が批判された問題を踏まえ「(自分が出ると関係者に)迷惑を掛ける」と大会組織委に申し出たという。

 事務所によると、1985年発売のビデオ作品「竹中直人の放送禁止テレビ」の中に、竹中さんらが白杖を振り回しながら横断歩道を渡る場面があった。当時、障害者団体から批判され自主回収。竹中さんが複数回、直接謝罪していたという。

 竹中さんは開会式のパフォーマンスで、俳優の真矢ミキさんらと大工の棟梁を演じる予定だった。