青森ねぶた祭、秋田竿灯まつりなど、新型コロナウイルス下で各地の夏祭りが今年も中止される中、東北の夏の風物詩「山形花笠まつり」が5日から始まる。観客が密になるのを防ぐため、会場変更や観客数制限などで感染対策を工夫、2年ぶりの開催に踊り手たちの練習にも力が入る。

 花笠舞踊団による1日の合同練習には、「紅花」で彩ったかさを手にした浴衣姿の女性約60人が参加。「シャリンシャリン」と鈴の音がリズムよくホールに響き、上下左右へしなやかに動くかさが、同時にくるりと裏返る。

 「ヤッショ、マカショ」の掛け声は禁止。密を避けるため全員そろっての練習はなく、本番一発勝負だ。