「ありがとう」「また会おうね」。栃木県那須町の那須どうぶつ王国で昨年生まれ「砂漠の天使」として人気のスナネコ4姉妹が30日、他県の動物園に引っ越すのを前に、最後にそろって姿を見せ、大勢の来園者が別れを惜しんだ。

 担当飼育員の荒川友紀さんが「コロナ禍の大変なときに生まれた4姉妹は私たちの希望でした」と、時折声を詰まらせて紹介すると、撮影する手を止めてすすり泣く来園者や職員も。

 スナネコは世界最小級の野生猫。種の保存や魅力の普及を目的として、1匹は長崎バイオパーク(長崎県西海市)、2匹はネオパークオキナワ(沖縄県名護市)に移される。残り1匹の行き先は調整中。