いしかわ動物園(石川県能美市)は7日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのひな2羽が自然ふ化したと発表した。同園でのひな誕生は6年連続で、自然ふ化は2020年度以来2度目。2羽とも健康状態は良好という。

 2羽はいずれも体長約8センチ、体重約20グラム。6日午前0時半ごろと同正午ごろ、それぞれ母鳥の腹の下から頭を出した姿が確認された。

 園によると、両親は同園生まれの雄と大町山岳博物館(長野県大町市)から来た雌。母鳥が5月31日〜6月12日に産卵したうちの3個を抱卵していた。

 園は今後、母鳥にひなを育てさせる「自然育雛」に取り組む。