愛媛県の地方紙「愛媛新聞」は29日、紙齢と呼ばれる通算発行号数が5万号に達した。1876年9月11日創刊で「海南新聞」などの題字を経て、1944年から愛媛新聞として発行している。現存する地方紙としては全国で7番目に古い。

 47年12月には独自に「新聞週間」を実施し、翌年から始まった日本新聞協会加盟社による「全国新聞週間」の先駆けとなった。今月発表の2022年度日本新聞協会新聞経営賞に「愛媛新聞forスタディ(eスタ)〜有料化による持続可能な収益モデルの確立〜」が選ばれた。現在の発行部数は約18万部。

 土居英雄社長は29日付朝刊1面掲載のあいさつで、今後はデジタルでの発信にも注力していくとした上で「南海トラフ巨大地震や激甚化する風水害対策、人口減少対策など多くの課題への判断材料をさまざまな視点でお届けすることで、地域の課題解決や発展に貢献してまいります」と決意を示した。

 (「eスタ」のeは〇の中に小文字のE)