害獣駆除業者の防除研究所(岐阜県大垣市)が、人工知能(AI)でカラスだけを識別し、嫌がる音を流して撃退する装置の開発を進めている。AIはカラスの姿や飛び方を学習しており、人や別の鳥には反応しない。以前から音で撃退する手法はあるが、頭がいいカラスが慣れてしまい、効果が思うように上がっていなかった。年内に販売を始める。

 AIがカメラの映像で見分け、カラスが現れると40種類程度の電子音を無作為に流す。防除研究所の梅木厚生社長は「カラスは『自分が攻撃される』と思って逃げる。音だけでなく光も使って撃退する装置を考えたい」と話している。