1947(昭和22)年1月31日、翌日の午前0時から予定していた全官公庁共闘の無期限ゼネストが突如中止となった。直前にマッカーサー連合国軍最高司令官からのストップ指令が出たためで、最低賃金の要求を掲げてスト突入を決めていた伊井弥四郎共闘委議長は、共闘本部で涙ながらに経過報告を行った。