【ウィーン共同】琵琶湖とオーストリアの形は「控えめに言ってうり二つ」。そんなツイッターでの発信をきっかけに、滋賀県が欧州からの観光客獲得を狙ってオーストリアへの本格的な売り込みに乗り出し、3月に首都ウィーンで開催された旅行見本市に参加した。

 「滋賀県をまだ知らない人が多いが、形が似ていることで興味を持ってほしい」。見本市で滋賀県ビワイチ推進室の大沼翔司さんは、琵琶湖とオーストリアを並べたデザインのTシャツを着て来場者にアピールした。

 大沼さんによると、オーストリア政府観光局がツイッターで発信したことが縁で県とオーストリアの交流が活発化した。