北海道帯広市は、市が主催する「ばんえい競馬」の2022年度の売り上げが過去最高の約554億円だったと発表した。新型コロナウイルス禍でインターネットの馬券販売が浸透したほか、競走馬を擬人化したキャラクターが走る人気ゲーム「ウマ娘」とのコラボ企画などが人気を博したという。

 22年度は149日開催され、3月20日が最後のレースだった。コロナ禍の入場制限が撤廃されて帯広競馬場への年間来場者は約28万人に上り、21年度から10万人以上回復した。場内にウマ娘のパネルやタペストリーが飾られたコラボ企画や、お笑い芸人のなかやまきんに君がレース用そりを引くイベントには大勢のファンが訪れた。